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環境ニュース[国内]

自動車に使用する石油代替燃料の環境性能調査へ 環境省と国交省が検討会設置

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.12.16 【情報源】環境省/2002.12.16 発表

環境省と国土交通省は「石油代替燃料の環境性能等調査検討会(仮称)」を設置し、バイオマス燃料などの石油代替燃料が自動車排出ガスや車両に与える影響について調査を実施することにした。
 第1回検討会は平成14年12月17日に開催される予定。
 ガソリンエンジンやディーゼルエンジンにバイオマス燃料、ジメチルエーテル(天然ガスや石炭ガスなどを原料とする合成燃料)、GTL(Gas to Liquid:天然ガスを原料とした液体燃料)といった代替燃料を利用することについては、地球温暖化防止に向けた二酸化炭素排出量削減の観点からも注目されているが、現在のところ、これらの燃料を使用した場合の自動車排出ガスへの影響・車両に与える影響は十分に検証されていない状況。
 この検討会では「大気汚染防止法」に基づく燃料の性状に関する許容限度、「道路運送車両の保安基準」に基づく燃料の規格などで石油代替燃料に関する規定を策定することを視野に入れながら、(1)ガソリン、ディーゼル燃料にバイオマス燃料を添加した場合とバイオマス燃料を使用した場合の排出ガス性状・車両に与える影響についての調査、(2)バイオマス燃料の低温流動性や酸化安定性など性状に関する調査−−の実施を予定している。 【環境省】

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