一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境経済観測調査(環境短観)令和元年12月調査速報値を公表
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2019.12.25 【情報源】環境省/2019.12.24 発表
環境省は、平成22年12月から半年ごとに、国内企業を対象として環境ビジネスの景況感に関する調査を実施しており、令和元年12月の調査速報値を公表した。環境ビジネスとは、環境負荷を低減させ、資源循環による持続可能な社会を実現させる製品・サービスを提供するビジネスのこと。
具体的には、「環境汚染防止」、「地球温暖化対策」、「廃棄物処理・資源有効利用」、「自然環境保全」の4つの分野に分けられる。
環境ビジネスを実施している企業から見た自社の環境ビジネスの現在(令和元年12月)の業況DIは「19」と、令和元年6月調査の業況DI「21」より低下したものの、全ビジネスの業況DI「14」を上回り、おおむね好調さを維持する結果となった。
特に、地球温暖化対策分野の業況DIが「23」と引き続き好調であり、全体を牽引する結果となっている。
DI(Diffusion Index)とは、ビジネスの業況などについて、「良い」、「さほど良くない」、「悪い」の選択肢で質問し、「良い」と「悪い」の回答割合の差。(DI=良い−悪い(回答割合の差))
確報値については令和2年2月の公表を予定している。
【環境省】