一般財団法人環境イノベーション情報機構
産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成30年度)を取りまとめ公表
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2019.12.25 【情報源】環境省/2019.12.24 発表
環境省は、毎年度、全国の都道府県及び政令市の協力を得て、産業廃棄物の不法投棄及び不適正処理について、産業廃棄物の不法投棄等対策に係る政策形成のための基礎資料とすること等を目的として、新たに判明した不法投棄等の状況及び年度末時点の不法投棄等の残存量等を調査し、公表している。このたび、平成30年度に係る調査結果を取りまとめ、公表した。
不法投棄の新規判明件数は、ピーク時の平成10年代前半に比べて、大幅に減少しており、一定の成果が見られるものの、平成30年度でいまだに年間155件、総量15.7万トン(5,000トン以上の大規模事案4件、計13.1万トン含む。)もの悪質な不法投棄が新規に発覚し、跡を絶たない状況にある。
不適正処理についても、平成30年度で年間148件、総量5.2万トン(5,000トン以上の大規模事案2件、計1.3万トン含む。)が新規に発覚しており、いまだ撲滅するには至っていない。
調査結果の詳細はプレスリリース参照。
【環境省】