一般財団法人環境イノベーション情報機構
石川県白山市、家庭の雑紙「保管袋」作成 可燃ごみ削減へ全戸に配布
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2019.12.27 【情報源】地方自治体/2019.10.11 発表
白山市は、菓子やティッシュの紙箱、包装紙などの「雑紙」を家庭で保管する紙袋を作成し、市内全戸に配布した。可燃ごみとして捨てられがちな雑紙の分別を促し、可燃ごみの減量を目指す。雑紙は、新聞紙、雑誌、段ボール、紙パック以外のリサイクル可能な紙で、トイレットペーパーの芯、カレンダーなどがある。市によると、昨年度に家庭から排出された可燃ごみのうち約1割が雑紙だった。
市は、保管袋を5万枚作成。保管袋はクラフト紙製で、高さと幅が各30cm、厚さは21cm。表面にはどういうものが雑紙に分類されるか、イラストで説明されている。
保管袋の配布は今回限りで、繰り返し利用してもらう。家庭で保管袋にこまめに雑紙を入れ、月1回の資源ごみの回収日には、不要な紙袋に移し替えるか、ひもでまとめてしばり、集積所に出してもらう。