一般財団法人環境イノベーション情報機構
第13回日中韓化学物質管理政策対話の結果を公表
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2019.11.08 【情報源】環境省/2019.11.07 発表
環境省は、日中韓の政府関係者等による化学物質管理に関する情報・意見交換等を目的に開催した「第13回日中韓化学物質管理政策対話」の結果を公表した。10月28日(月)に開催された専門家会合では、日中韓の化学物質のリスク評価における技術的手法についての情報交換を行った。
また、生態毒性試験の実施手法の調和に向けて、日中韓の共同研究として各国で実施した魚類慢性毒性試験の比較結果が報告され、その成果が確認された。
今後は、日中韓が共同で継続して魚類慢性毒性試験を進めていくこと等に合意した。
10月29日(火)に開催された日中韓の政府関係者による会合では、化学物質管理政策の最新動向と今後の方向性、化学物質管理に関する国際動向への対応、各国の最新の課題に関する対応の状況等について情報・意見交換を行った。
また、令和2年からの日中韓化学物質管理政策対話3カ国共同行動計画の策定に向け、作業を進めることについて日中韓で合意した。
10月30日(水)は、日中韓の化学物質管理政策に関する公開セミナーが開催され、約70名が参加した。
日程:令和元年10月28日(月)〜30日(水)
場所:ソラリア西鉄ホテル福岡(福岡県福岡市)
次回の化学物質管理政策対話は、令和2年に韓国で開催される予定。
【環境省】