一般財団法人環境イノベーション情報機構
西東京バスとヤマト運輸、宅急便を輸送する「客貨混載」実証運行を開始
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.12.13 【情報源】企業/2019.11.01 発表
西東京バス株式会社とヤマト運輸株式会社は、11月1日(金)から11月30日(土)まで、東京都あきる野市と檜原村を結ぶ路線バスの区間で宅急便を輸送する「客貨混載」輸送の実証運行を実施する。西東京バスが運行する、武蔵五日市駅バス停〜数馬バス停間のローカル線は、あきる野市と檜原村を結ぶ唯一の公共交通機関として地域住民にとって重要な交通手段だが、人口減などにより乗車人数が減り、路線の維持が課題となっていた。
一方、ヤマト運輸は、あきる野五日市センターと檜原村を、片道約40分かけて1日3回往復するため、セールスドライバーにとって大きな負担になっており、サービス品質を維持しながら集配の効率化を図ることが課題となっていた。
このたび路線バスの車内スペースを活用して宅急便を輸送する「客貨混載」の実証運行を、西東京バス西小中野バス停〜数馬バス停間で実施する。
西東京バスは宅急便の輸送による新たな収入源が確保され、安定的な運行により生活基盤を維持する。
また、ヤマト運輸は、運転時間の削減により、お客さまとの接点を増やし、サービスの向上を図るだけでなく、CO2排出量の削減にもつながる。
【ヤマト運輸株式会社】