一般財団法人環境イノベーション情報機構
日産自動車、EV(V2B)を活用したオフィスビルでのエネルギーコスト・CO2削減トライアルの夏季実証結果を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.11.14 【情報源】企業/2019.09.26 発表
日産自動車株式会社は、西日本電信電話株式会社、株式会社NTTスマイルエナジーと協業し、電気自動車(EV)を活用したV2Bによるオフィスビルでのエネルギーコスト・CO2削減トライアルを2018年12月から開始し、夏季ピークカット実証により、電力料金等の削減効果を確認したと公表した。このトライアルでは、カーポート型太陽光発電システムで発電した電気をNTT西日本 山口支店オフィスビルで自家消費し、発電状況や電力使用状況に応じて、クラウドからEVや定置型蓄電池を遠隔制御(充放電)し、EV利用ユーザーの利便性を損なうことなく、エネルギーコストやCO2排出量をいかに削減できるか検証した。
今後は、夏季ピークカット実証で明らかになった課題に対応した、より高度なクラウド機能開発を進めたうえで、冬季ピークカット実証を実施する。
※V2Bとは、『vehicle to building』の略で自動車とビルの間で電力相互供給する技術やシステムの略称。
【日産自動車株式会社】