一般財団法人環境イノベーション情報機構
残留性有機汚染物質検討委員会第15回会合(POPRC15)の結果を発表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2019.10.16 【情報源】環境省/2019.10.15 発表
環境省は、令和元年10月1日から4日にかけて、残留性有機汚染物質を国際的に規制するストックホルム条約による規制対象物質について検討を行う「残留性有機汚染物質検討委員会」(POPRC)の第15回会合がイタリアのローマで開催されたと発表し、その結果を公表した。この会合では、ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)とその塩及びPFHxS関連物質について、条約上の廃絶対象物質(附属書A)への追加を締約国会議に勧告することが決定された。
また、デクロランプラス並びにそのsyn-異性体及びanti-異性体並びにメトキシクロルについては、リスクプロファイル案を作成する段階に進めることが決定された。
POPRC次回会合(POPRC16)は令和2年9月中旬にローマで開催される予定。
POPRC15及びPOPRC16の結果を踏まえた第10回締約国会議(COP10)は令和3年4月末から5月初めにかけてケニアで開催される予定。
【環境省】