一般財団法人環境イノベーション情報機構
特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況(平成30年)を公表
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.05.29 【情報源】環境省/2019.05.28 発表
環境省と経済産業省は、「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」(バーゼル法)の施行状況について、平成30年1月から12月までの状況をとりまとめ公表した。バーゼル法に規定する手続を経て実際に国内から輸出された特定有害廃棄物等の総量は、215,890トン(平成29年は249,006トン)であり、国内に輸入された特定有害廃棄物等の総量は、27,910トン(平成29年は20,363トン)であった。
輸出の主な品目は、鉛スクラップ(鉛蓄電池)、石炭灰、錫鉛くずで、金属回収など再生利用を目的とするもの。主な輸出先は、韓国、ベルギーだった。
輸入の主な品目は、電子部品スクラップ、電池スクラップ(ニッケルカドミウム、ニッケル水素、リチウムイオン等)金属含有スラッジで、金属回収など再生利用を目的とするもの。主な輸入元は、台湾、フィリピン、タイだった。
【環境省】