一般財団法人環境イノベーション情報機構
長野県、1人1日あたりごみ排出量 都道府県別で4年連続最少
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.06.17 【情報源】地方自治体/2019.04.08 発表
長野県民の1人1日あたりのごみ排出量(2017年度)は817gで、都道府県別でもっとも少なかったことが、環境省の調査で分かった。全国最少は4年連続で、前年度より5g減少した。県は、市町村のごみ減量の取り組みや、県民に減量の意識が浸透していることなどが要因とみている。17年度の1人1日あたりのごみ排出量の全国平均は920g。長野県に次ぐ2位が滋賀県(830g)、3位が京都府(843g)だった。
長野県内の市町村では、南牧村が301gでもっとも少なく、以下、川上村(323g)、中川村(354g)、泰阜村(382g)の順だった。
長野県は18年度からの県政運営指針「県総合5カ年計画」の中で、1人1日あたりのごみ排出量を20年度に795gにする目標を掲げている。県は目標達成に向け、ごみ減量専用サイト「信州ごみげんねっと」からの情報発信や、「食べ残しを減らそう県民運動」「レジ袋削減県民スクラム運動」などの啓発活動を実施している。
阿部守一知事は「1人1日あたりのごみの排出量が日本でもっとも少ない県だということを多くの県民と共有し、これまで以上に減量化を進めていきたい」と話している。