一般財団法人環境イノベーション情報機構
サントリー、「FtoPダイレクトリサイクル技術」を用いた「FtoP製造ライン」増設を決定
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2019.05.30 【情報源】企業/2019.03.29 発表
サントリーホールディングス株式会社は、「FtoPダイレクトリサイクル技術」を用いた飲料PETプリフォームの「FtoP製造ライン」を、協栄産業(株)の東日本FtoPファクトリーに増設することを決定し、来春の稼動を目指すと発表した。同社は、昨春、ペットボトルリサイクルの一部工程を省くことで、環境負荷低減と再生効率化を実現する「FtoPダイレクトリサイクル技術」を協栄産業(株)、イタリア・SIPA社、オーストリア・EREMA社と世界で初めて共同開発した。
「FtoPダイレクトリサイクル技術」とは、ペットボトルから再生ペットボトルをつくるボトルtoボトルリサイクルをさらに発展・効率化させたもので、回収したペットボトルを粉砕・洗浄したフレーク(Flake)を高温、真空下で一定時間処理し、溶融後、直接プリフォーム(Preform)を製造できる技術。
従来の仕組みと比較すると、CO2排出量を約25%削減できる。
昨年8月より、協栄産業(株)の東日本FtoPファクトリー内にある「FtoP製造ライン」でプリフォームの製造を開始し、サントリー食品インターナショナル(株)のペットボトル商品に順次採用している。
詳細は、プレスリリース参照。
【サントリーホールディングス株式会社】