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環境ニュース[国内]

東京都渋谷区、家庭で余った食品を寄付 清掃事務所に窓口を開設

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.04.17 【情報源】地方自治体/2019.03.25 発表

 渋谷区は、家庭で余っている食品を提供してもらい、必要とする人に寄付する「フードドライブ」の常設窓口を開設した。これにより食品ロス削減を促進し、生活困窮者の支援につなげる。
 常設窓口は、渋谷区清掃事務所(渋谷1-2-17)に開設された。受付時間は午前8時半〜午後5時(土曜・日曜・祝日、年末年始を除く)。窓口で寄付された食品は、フードバンク渋谷(同区)を通じて必要とする人に届けられる。
 家庭で余っている缶詰やレトルト食品など、常温保存できる食品を1点から受け付ける。未開封で、賞味期限が1カ月以上残っていること、包装や外装が破損していないことが条件。生鮮食品や冷凍・冷蔵食品は受け付けていない。塩、砂糖、コメは、未開封であれば、賞味期限の表示がなくても受け付ける。
 同区の調査によると、区内では1日あたり約2トンの食品ロスが発生しているという。区は常設窓口のほか、年15回程度開催されるリサイクルバザールの会場などでも食品を受け付け、食品ロスの削減を促進する。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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