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環境ニュース[国内]

六ケ所村使用済燃料受入れ・貯蔵施設の貯蔵プールの漏水 施工不良に至る早急な事実関係調査の実施を文書で再指示

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.11.21 【情報源】原子力安全・保安院/2002.11.20 発表

 原子力安全・保安院は日本原燃(株)に対し、青森県六ケ所村の同社使用済燃料受入れ・貯蔵施設内の加圧水型軽水炉(PWR)の燃料貯蔵プール水漏水トラブルへの対応に関連して、(1)漏水の原因となった不適切な施工を行うに至った事実関係についての詳細調査を行い報告を行うこと、(2)今回の漏水箇所以外に不良施工の可能性のある箇所について点検計画を策定・報告すること、(3)漏水箇所の補修計画を策定・報告すること、(4)再発防止対策を検討・報告すること−−の4点を実施するよう、平成14年11月20日付けの文書で改めて要請した。
六ヶ所村の使用済燃料受入れ・貯蔵施設内のPWR燃料用貯蔵プールでは、平成13年7月以降、5か月以上にわたって1秒間に2滴程度の水が確認されていたため、日本原燃は平成14年1月から漏水の可能性があるとして調査を開始。同年10月21日までに、プール底部溶接線で1か所の貫通漏えい箇所とその周辺に3か所の貫通箇所を確認。更に詳細調査の結果、「この貫通箇所で溶接部で不適切な施工が行われていたことを確認した」との報告を平成14年11月15日付けで行っていた。
 原子力安全・保安院はこの報告に対し、11月15日時点で詳細調査の実施などを指示していたが、今回は文書で明確に要請を行うことにより、同社に早急な対応を求めることにしたもの。【原子力安全・保安院】

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