一般財団法人環境イノベーション情報機構
大阪府、府市がプラごみゼロ宣言 プラ使用量削減など目指す
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.03.18 【情報源】地方自治体/2019.02.05 発表
プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に問題になる中、大阪府と大阪市は、「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を発表した。使い捨てプラスチックの削減やリサイクルを推進し、プラごみ排出ゼロを目指す。宣言では、6月の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)や2025年大阪・関西万博の開催地として「プラスチックごみによる河川や海洋の汚染防止に率先して取り組み、国際的に貢献していく必要がある」としている。
府と市は今後、庁舎や関連施設での使い捨てプラスチックの使用削減とプラごみの適正処理を進める。また、環境イベントやホームページなどを通じて府民や市民に啓発を行う。
このほか、府は、大阪湾のマイクロプラスチックの実態調査を今年中に実施する予定で、市町村や経済団体にも同様の宣言実施を求めていく。市は、エコバッグを常に携帯する運動を推進するほか、地域や事業者と連携し、ペットボトルの回収・リサイクルシステムの構築に取り組む。