一般財団法人環境イノベーション情報機構
「EUとともに米国への働きかけ続ける」川口環境大臣、米京都議定書不支持問題で声明
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.11 【情報源】環境省/2001.04.09 発表
川口順子環境大臣は、平成13年4月9日、京都議定書不支持問題でラーション・スウェーデン環境大臣ら、欧州委員会の代表と会談し、会談内容についての声明を発表した。声明では、京都議定書についての日本とEUの認識として、(1)米国の議定書不支持について懸念(2)気候変動は緊急の課題であり、先進国が率先して行動する責任を有する(3)議定書には経済的機会を創出する手法を導入済み(4)2002年までの議定書の発効を目指す(5)米国の参加は極めて重要であり、引き続き米国に対する働きかけを行なう(6)日・EU間で今後も密接な連絡をとる−−の6点で一致したと発表、さらに、川口大臣よりEUに対し、日本は、森総理からブッシュ大統領に宛てた書簡や政府・与党代表団の訪米、日中韓三カ国環境大臣会合共同コミュニケなどの取組みを通じて、COP6再開会合の成功に向けて米政府が積極的に協力するよう働きかけを行ったことを伝えたことを報告している。【環境省】