一般財団法人環境イノベーション情報機構
横浜市、「食の3R」で顕著な功績 岸根保育園など3者表彰
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2018.12.18 【情報源】地方自治体/2018.10.22 発表
横浜市は、食品廃棄物の発生抑制や再生利用などの取り組みで功績を挙げた市内の事業者や団体を表彰する「食の3Rきら星活動賞」の受賞者を表彰した。賞には、発生抑制部門、再生利用部門、啓発部門の3部門がある。発生抑制部門で受賞した岸根保育園は、給食の調理で発生する野菜くずなどを園児や保育士らが堆肥化し、その堆肥で野菜を育てている。自分たちが育てた野菜を使った給食で好き嫌いによる食べ残しが減り、食品廃棄物の抑制にもつながっているという。
再生利用部門の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズは、レストランや宴会場などから出る食品残渣を堆肥化して契約農家に提供し、その農家が育てた野菜を購入して料理として提供する「食品リサイクルループ」を構築した。
啓発部門の横浜デジタルアーツ専門学校は、横浜市の「食べきり協力店」事業の認知度アップに向け、ロゴマークやキャッチコピーの制作に協力した。