一般財団法人環境イノベーション情報機構
京都府、「KYOTO地球環境の殿堂」 フィゲレス氏ら3氏殿堂入り
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.12.11 【情報源】地方自治体/2018.10.03 発表
地球環境保全に貢献した人たちの功績をたたえる「KYOTO地球環境の殿堂」。京都府や京都市などからなる同運営協議会は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)前事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏(62)と宗教学者の山折哲雄氏(87)、歌手で環境保全活動家のエゴ・レモス氏(46)の殿堂入りを発表した。表彰式は来年2月9日、国立京都国際会館(京都市)で行われる。フィゲレス氏はコスタリカ出身の外交官。COP21では、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局長としてパリ協定の採択に尽力した。
山折氏は、宗教学的な視点から環境に関する研究や啓発を続け、環境と共生する思想の普及に貢献した。環境関連の著書では「環境と文明 新しい世紀のための知的創造」などがある。
レモス氏は東ティモールの国民的歌手で、平和や自然について世界各国で講演活動を行っているほか、大学で持続可能な農業を教えている。
KYOTO地球環境の殿堂は、京都府や京都市、京都商工会議所などでつくる運営協議会が主催。今回の3氏を含め、これまでに24人が殿堂入りしている。