一般財団法人環境イノベーション情報機構
西日本一帯で黄砂観測 11月の観測は6年ぶり
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.11.12 【情報源】気象庁/2002.11.12 発表
平成14年11月12日、西日本の広い範囲で黄砂が観測された。11月に黄砂が観測された例は珍しく、1967年以降観測された年はわずか6回。最近では1996年に6地点で観測されており、今回の観測は6年ぶりということになる。なお気象庁によれば今回の黄砂は、北海道方面にある低気圧の影響により寒冷前線が通過したことに伴い、大陸から飛来したと考えられるという。
黄砂については2002年は春の観測日数が極めて多く、日本国内での1月以降4月13日までの観測延べ日数が観測史上最多の962日に達し、浮遊粒子状物質の環境基準達成率低下の要因の1つにも上げられていた。【気象庁】