一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本沿岸地域等への廃ポリタンク等の漂着状況について(平成29年度分)公表
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2018.10.02 【情報源】環境省/2018.10.01 発表
環境省は、平成29年度(調査期間:平成29年4月1日〜平成30年3月31日)の廃ポリタンク等の漂着状況について取りまとめ、公表した。とりまとめの結果、廃ポリタンクは20道府県で16,310個、医療系廃棄物は7県で1,594個、漁具(浮子)は16道府県で210,688個、電球類は11道県で2,445個確認された。
廃ポリタンクでは、文字が確認できた廃ポリタンク(11,889個)のうち、韓国語表記のものが10,167個、中国語表記のものが495個だった。タンク内に内容物が確認された廃ポリタンクは1,177個で、この中には塩酸、廃油などの液体が残っているものもあった。
この調査は、我が国への海洋ごみの漂着状況を把握する一助として、道府県の協力を得て平成20年に始まった。
【環境省】