一般財団法人環境イノベーション情報機構
埼玉県所沢市、地域新電力会社を設立 10月から公共施設などに供給
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2018.07.10 【情報源】地方自治体/2018.05.28 発表
所沢市は、JFEエンジニアリングなどと共同出資で地域新電力会社「ところざわ未来電力」を設立した。主に地域の太陽光発電や廃棄物発電などの電力を、市内の公共施設や民間事業所に10月から順次供給する予定。資本金は1000万円で、所沢市が51%、JFEエンジニアリングが29%、飯能信用金庫(埼玉県飯能市)が10%、所沢商工会議所が10%をそれぞれ出資する。会社は所沢市上下水道局庁舎に置き、大舘勉副市長が社長を務める。
市内の太陽光発電設備であるメガソーラー所沢やフロートソーラー所沢のほか、東部クリーンセンターの廃棄物発電などから電力を調達する。
コミュニティセンターや保育園など市内の公共施設16カ所と民間事業所に、10月から順次供給する予定。来年4月以降は、市役所本庁舎や小中学校などにも順次供給を始め、計約100カ所の公共施設や民間事業所への拡大を計画している。