一般財団法人環境イノベーション情報機構
大阪府、食品ロス削減へ冊子を作成 現状や減らすコツなど紹介
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2018.06.08 【情報源】地方自治体/2018.03.29 発表
大阪府は、家庭での食品ロスを減らすため、削減方法などをまとめた冊子を作成した。食品の買い方や料理の作り方、食べ方を写真やイラストを使って分かりやすく解説した。冊子はA5判、カラー全36ページ。「食品ロスって何だろう(知識編)」と「食品ロスを減らすコツ(実践編)」の2部構成になっている。
知識編では、国内の食品ロスは2014年度の推計で年間621万トンに上り、家庭からはそのうち282万トン発生していることや、国や自治体の食品ロス削減の取り組み事例、大阪府民への食品ロスに関するアンケート調査の結果などを掲載した。
実践編では、家庭で料理をする頻度の違いなど、各家庭の生活スタイルに合わせた食品ロスの削減方法を紹介している。買い物の前に冷蔵庫の中身をチェックして必要な分だけ買うことや、食材を無駄なく使う調理の仕方、それぞれの食材に合った保存方法などを掲載した。
冊子は府ホームページからダウンロードできる。府は、自治体や環境活動に取り組むNPO法人などにイベントや講習会などでの活用を促している。