一般財団法人環境イノベーション情報機構
海外で認定された有機農産物の数量、国内での認定数量の5倍に
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2002.10.31 【情報源】農林水産省/2002.10.30 発表
農林水産省は平成14年10月30日、平成13年度の有機農産物、有機農産物加工食品の格付実績をまとめ、公表した。平成13年に国内で有機農産物として格付けされ、有機JASマークを付された農産物の総量は約3万3,000トンだったが、これに対し、海外の事業者から有機JAS認定を受けたり、海外の有機JAS制度と同等の制度の認定を受けた農産物は約15万4,000トン。国内での格付数量の約5倍にのぼっていた。
一方、有機農産物加工食品については、国内の総格付数量は9万4,000トンに対し、外国で格付けされたものは約9万8,000トン。国内での格付け数量と海外での格付け数量にあまり差がなかった。
なお国内総生産量に対する、国内で格付けされた有機農産物の割合は約0.1%。ただし緑茶(荒茶)だけは国内で格付けされた数量の割合が高く1.1%にのぼっていた。【農林水産省】