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環境ニュース[国内]

愛知県田原市、家庭系ごみ有料化制度開始 ごみ減量、資源化など推進

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2018.03.20 【情報源】地方自治体/2018.01.30 発表

 田原市は、ごみ処理手数料を上乗せした新たな市指定ごみ袋を導入した。ごみの減量や資源化の推進、処理費用負担の公平性確保、経費削減、将来世代への負担軽減につなげる。
 従来、指定ごみ袋は45ℓ(150円程度)と30ℓ(90円程度)の2種類だけだったが、新たに20ℓと10ℓを追加した。家庭から出すごみの量を減らすと、ごみ袋使用に伴う費用負担が少なくなる。
 新たな市指定ごみ袋の価格は、45ℓが225円、30ℓが150円、20ℓが100円、10ℓが50円。いずれも10枚入りで、市に登録した小売店などで販売する。
 指定ごみ袋に入れられるのは、生ごみなどの「もやせるごみ」のほか、大型プラスチック製品などの「こわすごみ」。
 市によると、市内の人口減少が進む一方、ごみの総排出量はほぼ横ばいで推移している。市は2020年度までに、資源ごみを除いた家庭ごみの排出量を1人1日あたり430gとする目標を掲げる。
 新制度の導入に先立ち、市は有料化の取り組みを記載したパンフレットを市内全戸に配布した。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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