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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、軽量化設計技術で環境貢献を目指した先進技術搭載の低燃費タイヤを開発

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2017.10.27 【情報源】企業/2017.10.24 発表

 横浜ゴムは、最新の軽量化設計技術を採用して環境貢献を目指した先進技術搭載の低燃費タイヤ(試作品)「BluEarth-air EF21(ブルーアース・エアー・イーエフ・ニーイチ)」を開発した。205/55R16 91Vの1サイズとなり、年内に国内で限定発売を予定している。2017年が会社の創立100周年にあたることを記念して製作した。

 BluEarth-air EF21は、燃費性能を向上させるための自動車全体の軽量化と、使用材料の省資源化による環境への配慮を目的に、横浜ゴムの軽量化設計技術を生かした。軽量で薄く、強さを併せ持つ構造を実現し、自社の一般的なタイヤの重さと比較して約25%軽くした。新たに開発した専用ゴムと最先端のゴム混合技術を活用した。

 国内のタイヤラベリング制度でBluEarth-air EF21は、転がりやすさ(低燃費性)を示す転がり抵抗性能が「AAA」と、5段階で最高等級となった。ぬれた路面で止まる性能を表すウェットグリップでも、4段階の中で最高グレードの「a」を獲得している。相反する関係にある低燃費とウェットグリップの両方の性能でトップ水準となる。

 東京・有明の東京ビッグサイトで10月25日(一般公開は10月28日)から11月5日まで開かれる「第45回東京モーターショー2017」の横浜ゴムブースで世界初公開する。「BluEarth」は横浜ゴムの低燃費タイヤの世界ブランドで、最高グレードの旗艦タイヤからミニバン向け、小型車・軽自動車用、標準型など各種モデルを展開している。

【横浜ゴム株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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