一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京都、島嶼地域でのEV普及へ 新島、八丈島で実証実験
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2017.09.13 【情報源】地方自治体/2017.07.21 発表
東京都は、島嶼地域での電気自動車(EV)の普及拡大に向け、新島と八丈島で実証実験を行う。実証実験の結果を踏まえ、2019年度からEVの普及策を本格的に実施する。新島では8月下旬から、都大島支庁新島出張所の庁有車としてEV1台を導入。日常業務で利用し、経済性や業務への支障の有無などを検証する。島民向けに地域のイベントなどでEVの普及啓発活動を実施する。
八丈島では9月下旬から、島内の宿泊施設にEV3台を貸与する。カーシェアリングを実施し、走行データなどから導入効果を分析する。EVの使い勝手や経済性を検証し、EV導入の安心感やお得感を分かりやすく提示することで、島嶼地域における事業者への普及拡大につなげる。
小池百合子知事は「今後はタクシーやレンタカーなどで実証実験を行い、EVの安心感とお得感を分かりやすく提示し、事業者への普及拡大につなげていきたい」と話している。