一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、平成29年度沖合海域における漂流・海底ごみ実態調査を実施 調査海域を拡大、大学との連携体制を拡充
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2017.08.08 【情報源】環境省/2017.08.08 発表
環境省は、平成26年度以降、日本の沖合海域における漂流・海底ごみについて調査を実施しており、今年度より調査海域を拡大して日本南方海域も対象として調査を実施することとなった。また、大学との連携・協力体制を拡充し、東京海洋大学及び九州大学に加え、北海道大学、長崎大学及び鹿児島大学の協力も得て、国立大学法人計5大学との連携の下、東京海洋大学練習船2隻(海鷹丸、神鷹丸)、北海道大学練習船おしょろ丸、長崎大学練習船長崎丸及び鹿児島大学練習船かごしま丸により調査を実施する。九州大学の実験室においては、採取した試料の分析を実施する。
実施する調査は、漂流ごみの目視観測調査、海表面を浮遊するマイクロプラスチックの調査、海底ごみの回収調査となる。
【環境省】