気象庁、「気候変動監視レポート2016」を公表

　気象庁は、気候、海洋、大気環境の各分野の観測や監視、解析結果をとりまとめた「気候変動監視レポート」を毎年公表しており、今回2016年の状況やこれまでの長期的な変化傾向についてとりまとめた「気候変動監視レポート2016」を公表した。

　2016年の世界の年平均気温偏差は1891年の統計開始以降では最も高い値となり、同年の日本の年平均気温偏差も1898年の統計開始以降で最も高い値となった。
　その他、統計開始以来初めて東北地方太平洋側から上陸した台風第10号の経路の背景や、世界における異常気象等、気候や海洋、大気環境について幅広く解析した結果を報告している。

　レポート全文は以下で閲覧可能。
　　http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/monitor/index.html

【気象庁】