カーエアコンからのフロン類回収業者の登録数１万５，０００件を突破

【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2002.10.10 【情報源】国土交通省／2002.10.10 発表

　国土交通省は平成１４年１０月１０日、カーエアコンからのフロン類回収業者の登録が平成１４年９月末時点で１５，８２３事業場に達したと公表した。８月末時点での登録事業者数は１０，１６５事業場であったため、フロン回収・破壊法施行前１か月の間に５，６５８事業場が登録を行った計算だ。
　１４年１０月１日から施行されたフロン回収・破壊法では、廃棄される業務用冷凍空調機器（法の第１種特定製品）とカーエアコン（同第２種特定製品）から冷媒として充てんされているフロン類の回収を行うことを義務づけており、自動車整備についての施策を担当している国土交通省でも、カーエアコン付きの使用済み自動車をユーザーから引き取ったり、使用済み自動車のカーエアコンからフロン類を回収している自動車分解整備工場に対し、フロン回収・破壊法の「第２種特定製品引取業者」「第２種フロン類回収業者」の登録を行うよう指導している。
　なお自動車分解整備事業者が「第２種フロン類回収業者」として登録を希望する場合については、特例措置で国土交通省に申し出ることにより、都道府県・指定都市の登録を受けることができることになっている。【国土交通省】