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環境ニュース[国内]

千葉市、区役所などに宅配便ロッカー 「PUDOステーション」設置

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2017.06.16 【情報源】地方自治体/2017.05.23 発表

 千葉市は、区役所や千葉都市モノレールの駅構内などに宅配便の荷物を受け取る共用のロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を設置する実証実験を開始した。市民の利便性向上と宅配事業者の負担軽減を後押しするとともに、二酸化炭素(CO2)排出量の抑制など、環境負荷の低減を図る。
 ロッカーは緑区役所、美浜区役所、高洲コミュニティセンター、千葉都市モノレールの作草部駅、みつわ台駅、都賀駅の6カ所に1台ずつ設置。区役所とコミュニティセンターは敷地内の屋外に設置し、24時間利用できる。モノレールは駅構内の改札外に設置し、各設置駅の始発から終電までの時間帯に利用できる。
 ロッカーはヤマト運輸と仏ネオポストシッピングが共同出資するパックシティジャパン(東京)が設置、管理する。ヤマト運輸の会員制サービス「クロネコメンバーズ」の登録者がロッカーを荷物の再配達先として指定し、無料で利用できる。保管期間は3日間。
 実証実験の期間は3年間。市は、利用状況などのデータ検証や市のホームページ上で実施するアンケートで市民の利用ニーズなどを確認し、行政サービスとしての宅配便ロッカーの活用を検討する。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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