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環境ニュース[国内]

政府間化学物質安全性フォーラムアジア太平洋地域会合開催へ

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2002.10.07 【情報源】厚生労働省/2002.10.04 発表

 厚生労働省は2002年10月7日から10日にかけて、東京・港区の芝パークホテルで「政府間化学物質安全性フォーラム(IFCS)アジア太平洋地域会合」をアジア太平洋地域19か国の政府関係者50名の出席により開催する。
 IFCSは92年の「国連環境開発会議」で採択された、持続可能な開発のための行動計画「アジェンダ21」の第19章「化学物質の環境適正管理と不法流通の防止」の実施を促進するために、国連、国連専門機関、IAEA(国際原子力機関)のいずれかに加盟する政府で構成される政府間のフォーラムとして1994年に発足した機関。日本は2000年から2003年まで、IFCSの5つの副議長国の1つ(アジア太平洋地域代表)となっている。
 今回の会合では2000年10月にブラジルのサルバドルで開催された第3回フォーラム全体会合での勧告「2000年以降の優先事項」について、アジア地域としての取組みの方向について討議し、(1)化学物質安全性についてのアジア地域諸国間の協力関係・情報交換強化策のとりまとめ、(2)アジア地域諸国の化学物質安全管理能力強化策のとりまとめ−−を行う。なお会合の成果は、2003年11月にタイのバンコクで開催される第4回フォーラムに副議長国である日本から報告される予定だ。【厚生労働省】

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