一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する基本方針を変更
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2017.04.06 【情報源】環境省/2017.04.05 発表
環境省は、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する基本方針に定める回収量目標(一年当たり十四万トン、一人一年当たりに換算すると約一キログラム)について、目標年度を「平成27年度」から「平成30年度」に変更した。多くの使用済小型電子機器等が一般廃棄物として市町村により処分され、金や銅などの有用金属の大部分が埋立て処分されていた状況であり、その再資源化等を拡大することにより、資源・環境制約の克服に寄与することを目的としている。
基本方針に定める目標の評価年度である平成27年度の回収量実績は1年当たり約7万トンとなっており、回収量目標には達しなかった。
平成28年12月の産業構造審議会・中央環境審議会の合同会合において「平成二十七年度まで」とされている目標年度を法施行から5年後に当たる「平成三十年度まで」に変更するとの方針が確認された。
【環境省】