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環境ニュース[国内]

イオン、徳島市に「イオンモール徳島」を開店、各種環境技術の導入でCO2削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.03.15 【情報源】企業/2017.03.09 発表

 イオンは、徳島市に大型商業施設「イオンモール徳島」を4月27日に開店する。徳島県で初めてのイオンモールで、他のイオンモールと同様「人と環境に配慮したモール」を目指す。LED(発光ダイオード)照明や柔軟な空調運転など各種の環境技術を導入してCO2排出量を削減する。「ふるさとの森づくり」植樹祭を敷地内で4月2日に実施する。

 建物の共用部と外部サイン、核店舗のスーパー「イオンスタイル徳島」で照明を100%LEDにする。入居する専門店の大部分もLED照明を採用し、従来型のモールと比べて照明の電力使用量を約40%削減する。空調は建物内の滞在人数に合わせて運転し、省エネ効果を高める。熱源機器はモジュール化して、単体で故障しても全体で調整できる仕組みにした。

 空調熱源機器は電気とガスを併用する。ベース運転は電気の空冷ヒートポンプ式、夏の電力ピーク時はガス吸収式冷温水発生機を使ってピークカットし、非併用式と比較して約25%の電力を削減する。トイレには節水型の便器を備えるとともに、必要以上に洗浄水を流さないように手動式にする。これによって従来方式より約10%の水資源を削減する。

 電気自動車用充電器も急速2台、普通1台を駐車場に装備する。ふるさとの森づくり植樹祭りでは、地域の樹木を中心にした苗木を地域住民とともに植える。イオンモール徳島は、2009年に営業を終えたイオン店舗の跡地に開発した。徳島市の中心部から東へ約2.5kmに位置する。6階建てで約11万6600m2の延べ床面積がある。約160店舗の専門店が入る。
【イオン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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