一般財団法人環境イノベーション情報機構
「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書の一部を改正する案」に対する意見募集(パブリックコメント)
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2017.02.13 【情報源】環境省/2017.02.10 発表
経済産業省及び環境省は、課電自然循環洗浄法を用いた微量PCB含有電気機器の使用中の洗浄処理を行う事について、「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書の一部を改正する案」を取りまとめた。本改正案について、意見の募集(パブリックコメント)を実施する。現在使用中の変圧器には、その絶縁油内にPCBを微量に含有しているものがあり、これらはいずれ廃棄物となった際には低濃度PCB廃棄物に該当するため、使用中の段階から対策を進めていくことが必要。一般に高濃度PCB使用製品に比べて新しく、寿命を十分残した使用中のものが多数存在することから、経済産業省及び環境省では、使用中の微量PCB含有変圧器からPCBを除去する課電自然循環洗浄法について、環境保全及び電気保安を確保した具体的な洗浄手順について検討を行い、平成27年3月に「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書」を取りまとめた。
一方、平成28年5月のPCB特措法の一部改正により、これまでの環境大臣が定める計画から閣議決定計画に位置づけが改められたPCB廃棄物処理基本計画において、低濃度PCB廃棄物の処理がさらに合理的に進むよう、課電自然循環洗浄法等の対象範囲の拡大について検討することが求められ、これまでの洗浄法が変圧器全体のみを対象としていたのに対し、洗浄可能な部位別に洗浄を行う際の具体的な洗浄手順について検討を行い、手順書の改正案を取りまとめたところ。
意見募集の対象:微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書の一部を改正する案
意見募集期間:平成29年2月10日(金)〜 平成29年3月12日(日)
各種資料や意見提出方法等はプレスリリース参照。【環境省】