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環境ニュース[国内]

三菱商事、ウクライナの警察向けに「アウトランダーPHEV」を受注

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.02.03 【情報源】企業/2017.01.27 発表

 三菱商事は、同社が出資するウクライナの三菱自動車製品輸入販売企業、エムエムシーウクライナ(MMCU)を通じ、同国の警察向けに三菱自動車製のSUV(スポーツ用多目的車)のプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」を受注した。計635台にのぼる大型案件となる。7月ごろの納車を予定している。

 ウクライナは環境対策で環境対応車の導入を進め、現在使っている警察用車両の一部をアウトランダーPHEVに切り替える。同国政府と複数の日本企業が締結した排出枠購入契約に基づく。ウクライナは京都議定書の下での「グリーン投資スキーム」を活用したCO2・温室効果ガス排出量削減として、PHV車両を使用する。

 グリーン投資スキームは、削減目標を持つ先進国に割り当てられる排出枠の移転に伴う資金を、温室効果ガスの排出削減や環境対策に使う条件で行う国際的な取引を指す。三菱自動車が同スキームで車両を供給するのは、2011年10月に納車を始めたエストニア向け電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」507台に次ぐ。

 MMCUは2016年5月の設立で、三菱商事が60%、現地パートナーが40%出資する。今回、アウトランダーPHEVの環境性能がウクライナ政府から評価されて受注した。アウトランダーPHEVは欧州で2013年に展開を始め、2016年末までに累計8万768台を販売した。2013〜2016年の4年連続でPHVの販売台数トップになっている。【三菱商事株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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