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環境ニュース[国内]

アジア欧州会合第4回首脳会合が閉幕 議長声明に「京都議定書の枠組みの中での更なる行動」盛り込む

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.09.26 【情報源】首相官邸/2002.09.26 発表

 2002年9月24日、「アジア欧州会合第4回首脳会合(ASEM4)」はデンマークのラスムセン首相の議長声明を採択して閉幕した。
 アジア欧州会合は、シンガポールのゴー首相の提案のもと、これまで相対的に希薄だったアジアとヨーロッパの関係強化を目的として1996年3月から2年に1度開催されている会合。
 第4回首脳会合は9月23日から24日までデンマークのコペンハーゲンで開催され、アジアから10か国、ヨーロッパからEU加盟15か国と欧州委員会の首脳が参加。日本からは小泉首相が出席した。
 採択された議長声明は、(1)政治、(2)経済・金融、(3)社会・教育・文化その他−−の3つの柱についての会合の議論を反映し、テロリズムとの戦いを国連の主導で行うべきだとの認識が参加首脳間で一致したこと、朝鮮半島の和平プロセスを支持すること、持続的経済成長のためアジアと欧州の連携を強化することなどがうたわれている。
 なお環境問題については、2003年開催予定のASEM環境大臣会合につながるASEM内での対話の重要性を強調しているほか、ヨハネスブルグサミットコミットメントを実施する政治的意思の再確認、国連気候変動枠組条約京都議定書の枠組みの中での更なる行動の必要性の強調−−などが盛り込まれている。
【首相官邸】

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