一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成26年度産廃総排出量 前年度より約8百万トン増加
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2016.12.22 【情報源】環境省/2016.12.22 発表
環境省は、平成26年度の産業廃棄物の排出及び処理状況の調査結果を公表した。公表によると平成26年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約3億9,284万トンで、前年度に比べ、約8百万トン(約2.1%)増加となった。
業種別排出量では前年度と同様、
電気・ガス・熱供給・水道業(25.7%)、
農業・林業(20.8%)、
建設業(20.8%)、
パルプ・紙・紙加工品製造業(8.3%)、
鉄鋼業(7.3%)
の上位5業種で総排出量の8割以上を占める結果となった。
また、廃棄物の種類別排出量も前年度同様、
汚泥(43.0%)、
動物のふん尿(20.7%)、
がれき類(16.4%)
の上位3品目だけで総排出量の8割以上に達していた。
産業廃棄物の処理状況は、再生利用量が産業廃棄物全体の53.3%にあたる約2億541万トン、減量化量は約1億7,276万トンであった。
なお、最終処分量は前年度の約1,172万トンから減少して約1,040万トン であった。【環境省】