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環境ニュース[国内]

中国産冷凍しゅんぎくから残留基準値を超えるクロルピリホスを検出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.09.24 【情報源】厚生労働省/2002.09.19 発表

 厚生労働省が18品目を対象に行っていた、下ゆでされた野菜についての残留農薬検査の結果、下ゆでされた中国産冷凍しゅんぎくから、2回にかけて残留基準値を超えるクロルピリホスの検出が確認された。
 しゅんぎくに対するクロルピリホス基準値は0.01ppmだが、今回の発表事例では0.07ppmと0.05ppmのクロルピリホスが検出されていた。
 なお、厚生労働省では残留農薬が検出された冷凍しゅんぎくと同時に輸入された全量(計約12.4トン)について、廃棄または積み戻しを行うよう指示を行ったほか、平成14年9月19日付けで中国産しゅんぎくと簡易な加工を施したその加工品に対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することにした。
 検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】

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