千葉県、「温暖化対策実行計画」策定　温室効果ガス22％削減目標

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.11.02 【情報源】地方自治体／2016.09.15 発表

　千葉県は、2030年度に県内の温室効果ガス排出量を13年度比22％削減する目標を盛り込んだ「県地球温暖化対策実行計画〜CO2CO2（コツコツ）スマートプラン〜」を策定した。

　同計画は、政府が2030年度の温室効果ガス排出量を13年度比26％削減するという約束草案を掲げたことを受け、地域から地球温暖化対策に取り組む機運を高めようと策定された。13年度の県内の排出量は7792万6000トンで、目標では30年度に6085万7000トンまで削減する。

　削減の取り組みを活性化させるため、県は各家庭での取り組みの推進を図るほか、省エネ対策に積極的に取り組む事業所を紹介する「CO2CO2（コツコツ）スマート宣言事業所登録制度」を10月からスタート。各事業所の自主的な取り組みを促し、他の事業所にも温暖化対策の活動が波及することを狙う。

　森田健作知事は「地球温暖化対策は一人ひとりが地球の未来を考え、できることから取り組む必要がある。日ごろから省エネや節電を意識し、二酸化炭素の排出削減に取り組んでほしい」と話している。【千葉県】