平成１２年度ＯＤＡ民間モニター報告書を衛藤・外務副大臣に提出

　外務省では平成１１年度より、幅広く一般の人々にＯＤＡの現状を知ってもらうため、「ＯＤＡ民間モニター制度」を創設している。この制度は、公募により選出されたモニターに一般国民としての視点から、直接ＯＤＡの現場を視察してもらい、意見を述べてもらうもの。平成１２年度では、公募により１０４名が選出され、アジア１０か国の計８９件のＯＤＡ案件を視察した。　このほど、モニター全員の感想や意見をまとめた報告書の完成し、公表に先立ち、平成１３年４月２日、ＯＤＡ民間モニターの藤井まりこさん（石川県、ネパール派遣）、三村富士夫さん（愛媛県、モンゴル派遣）、深津真理さん（大分県、バングラデシュ派遣）の３名が外務省を訪れ、モニターを代表して藤井さんが衛藤征士郎外務副大臣に報告書を提出した。【外務省】