一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

「アジア森林パートナーシップ」正式発足へ 林野庁、ヨハネスブルグサミットの森林関係の成果をとりまとめ

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.09.11 【情報源】林野庁/2002.09.10 発表

 林野庁は2002年9月10日、ヨハネスブルグサミットの本会議やサイドイベントで取り組まれた、森林に関わる事項についての成果をまとめ、ホームページに掲載した。
 ヨハネスブルグサミットでは持続可能な開発の実現に向けた各国首脳の決意を示す「政治宣言」や、1992年の地球サミットで採択された「アジェンダ(行動計画)21」の実施を促すための取組み指針「実施計画」が採択されるとともに、各国、国際機関、NGOらが自主的な取組みを多数提案。
 また「持続可能な森林経営(地球環境行動会議、外務省、林野庁の共催)」「持続可能な熱帯林経営(ITTO主催)」「森林法規の実行、行政と貿易(EU主催)」など各国政府、国際機関、NGOがそれぞれ主催するサイドイベントも数多く開催された。
 このうち「実施計画」では、森林の多面的な便益の重要性が認識され、持続可能な森林経営の達成が「持続可能な開発」に不可欠なゴールとして位置づけられるとともに、森林に関する法規の実行、林産物の違法な国際貿易への対処、違法伐採への国際的取組の必要性が盛り込まれた。
 また、日本とインドネシアがアジア地域で持続可能な森林経営を進めていくために提唱していた「アジア森林パートナーシップ」に対しても、会議終了までに14か国、8国際機関が正式に参加を表明。正式発足が決定した。【農林水産省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク