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環境ニュース[国内]

小泉首相、ヨハネスブルグサミットの首脳円卓会議でも人材育成支援をアピール

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.09.05 【情報源】首相官邸/2002.09.03 発表

 2002年9月3日、ヨハネスブルグサミットで首脳円卓会議に出席した小泉首相は、席上、日本の公害克服経験を紹介するとともに、日本の公害防止技術を途上国の発展に役立ててもらうため、途上国に対する人材育成や技術協力を行いたいとの考えを表明した。
 また円卓会議の後の内外記者会見でも「敗戦後、今の発展途上国以下の貧困に苦しみ、しかも資源のない日本が、海外に資金を提供する国になったのは教育のおかげ。早急な貧困削減も大事であるが、もっと深い意味での教育の重要性はどんなに指摘してもし過ぎることはない」と人材育成の大切さを強調した。
 なお小泉首相は、記者会見の中で、サミットに参加した感想として、「相手国の自助努力、自主性を尊重しながら援助の手を差し伸べるという日本の考え方に各国の理解、賛同を得られてうれしく思う」「持続可能な開発の達成のために、世界各国が協力しながらそれぞれ努力することが大事だと改めて確信した」と発言。さらに、京都議定書の発効をはじめとする環境分野での日本の姿勢として「全世界が共通したルールの下に、環境問題・経済発展問題に取り組むことができるようなルールの確立に向け、粘り強く努力を続けてゆくつもりである」との方針を改めて示した。
 ヨハネスブルグ・サミットは、実施文書などを採択し2002年9月4日に閉幕する予定−−。【首相官邸】

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