沖縄県宮古島市　全島EMS実証事業ビジネス化に向け協定締結

　宮古島市は、同市がこれまで実施してきた全島エネルギーマネジメントシステム（EMS）実証事業のビジネス化に向け、地元企業のすまエコ（同市）と共同で取り組むことで合意し、基本協定を締結した。
　両者が協力してEMSを活用し、電力需要の平準化やエネルギーコストの低減、エネルギー資源の島外依存度の低減、再生可能エネルギーの導入拡大などに取り組む。民間企業との協力による需給協調型のEMS事業として確立できれば、国内初の事例になるという。
　すまエコは、市内における電力需給システムやEMSなどエネルギーの効率的な利活用に関する知見を持つ。市がこれまで実施してきた実証事業の成果を生かしつつ、同社が主体的に参画してシステムの運用や事業計画について検討・検証し、将来のビジネス化を目指す。企画政策部エコアイランド推進課 TEL：0980-72-3751【沖縄県宮古島市】

提供：月刊ビジネスアイエネコ(日本工業新聞社)

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