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環境ニュース[国内]

小泉首相がヨハネスブルグサミットでスピーチ 途上国での環境分野人材育成支援を表明

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.09.03 【情報源】外務省/2002.09.02 発表

 小泉首相は2002年2日午後(現地時間)、「持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)」の首脳会合でスピーチを行った。
 このスピーチで小泉首相は、日本が持続可能な開発のために行う貢献として、(1)教育、保健医療協力分野での「人材育成」支援、(2)貿易・民間投資促進、援助などの「開発」支援、(3)京都議定書の発効を促す取組み、日本の公害克服経験の伝達などを内容とする「環境」分野での支援−−の3分野での取り組みを行っていくことをアピール。
 日本の公害克服経験を踏まえた取り組みを述べた部分では「自らの暗い経験の轍を友人には踏ませない、これこそが、先進工業国が持続的開発の実現のためにできる最大の貢献」と表現でメッセージを伝えた。
 なお「人材育成」支援では、5年間で2,500億円以上の教育援助を行うこと、「開発」支援では、重債務貧困国(HIPC)債務救済イニシアティブでG8負担分の約4分の1にのぼる貢献を行っていること、および南部アフリカに対し3,000万ドルの緊急食糧援助を実施すること、また「環境」分野の支援では、途上国で5年間に5,000人の環境分野の人材育成を実施する−−などの具体的な支援の内容もスピーチの中で正式に明らかにした。【首相官邸】

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