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環境ニュース[国内]

味の素、カゴメなどと展開の6社共同配送でMizkanと関東・関西間の鉄道輸送を開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2016.02.25 【情報源】企業/2016.02.18 発表

 味の素は、カゴメなど国内食品メーカー6社で展開する共同配送「食品企業物流プラットフォーム(F-LINE)」の取り組みで、Mizkan(ミツカン)と関東・関西間の鉄道による往復輸送を3月に始める。トラック輸送を環境負荷が低い鉄道に転換するモーダルシフト率をこの区間で高め、CO2排出量の削減を図る。ドライバー不足にも対応する。
 関東と関西の物流センターを結ぶ輸送に関して、味の素は現在、久喜物流センター(埼玉県久喜市)と西日本物流センター(兵庫県西宮市)の間をトラックで行い、Mizkanは関西第二物流センター(兵庫県三木市)と関東物流センター(栃木県栃木市)の間を鉄道とトラックを併用して実施している。両社はそれぞれ、片道輸送をしている。
 味の素は関東への輸送製品が少なく、Mizkanは関西に運ぶ製品がないため、両社とも鉄道の往復輸送が単独でできなかった。今回、味の素の久喜物流センターから西日本物流センターへの同社製品を関東から関西への往路で運び、関西から関東への復路で、Mizkanの関西第二物流センターから関東物流センターへの同社製品を輸送することにした。
 鉄道輸送は、往路がJR宇都宮貨物ターミナル駅(栃木県上三川町)−JR大阪貨物ターミナル駅(大阪府摂津市)、復路はJR安治川口駅(大阪市此花区)−宇都宮貨物ターミナル駅となる。これによって対象ルートのモーダルシフト率は両社合わせて約50%になり、CO2排出量が約25%削減できる。F-LINEは北海道で製品の共同配送も進めている。【味の素(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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