一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

TOTO、子会社に水栓金具の新工場棟を建設、「環境ビジョン」実現へ環境技術を導入

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2016.02.03 【情報源】企業/2016.01.29 発表

 TOTOは、100%子会社で水栓金具や電気温水器などを手掛けるTOTOアクアテクノの本社・小倉工場(北九州市小倉南区)内に水栓金具の新工場棟を建設する。TOTOグループが推進する「TOTOグローバル環境ビジョン」の実現に向け、各種の環境技術を導入して環境配慮型の工場にする。2月に着工し、2017年秋の本格稼動を予定している。
 新工場棟はメッキ工程での排水の完全リサイクルをはじめ、空調設備の効率向上、エネルギーの「見える化」を行う。加えて、TOTO独自技術の環境建材「ハイドロテクトカラーコート」を外壁に塗布する。ハイドロテクトカラーコートは光触媒技術を応用したコーティング材で、自然のエネルギーで美しさを保つと同時に空気を浄化する。
 現工場棟の代替として約135億円を投資して新工場棟を建設する。鉄骨造り3階建てで延べ床面積は約6万3000m2となる。水栓金具、電気温水器、手すりなどを製造し、1階は部品工程、2階は製品工程、3階に事務所が入る。新規生産設備を導入するとともに生産レイアウトを刷新することで水栓金具のマザー工場としての役割を強化する。
 新工場棟の建設には、TOTOグループが保有する環境技術とノウハウを集め、生産工程の水使用量を現在より約80%削減する。TOTOグローバル環境ビジョンは2014年に策定した。水を大切に▽温暖化を防ぐ▽資源を大切に▽地球を汚さない▽生物多様性を守る▽地域社会のために−−の6つのテーマで世界的に環境への取り組みを推進している。【TOTO(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク