平成１４年９月９日からＮＯｘ・ＰＭ低減装置性能評価制度の受付開始

　国土交通省は「窒素酸化物（ＮＯｘ）または粒子状物質（ＰＭ）を低減させる装置の性能評価制度」を８月２９日に創設し、９月９日より申請の受付を開始する。
　この評価制度は、既に創設されている「粒子状物質低減装置性能評価制度」を拡充し、ディーゼル車に装着する粒子状物質低減装置のほかに、新たに窒素酸化物を低減する装置についても評価を行い、その結果を公表するもの。高性能の低減装置の普及促進と自動車から排出される排出ガスの改善を図ることを目的としている。
　なお国土交通省は、この評価制度で優良と評価された低減装置を装着している自動車については、自動車検査の際に、自動車ＮＯｘ・ＰＭ法に基づく車種規制の基準に適合していると判定する方針。また現在、粒子状物質低減装置を対象に実施している導入補助でも、窒素酸化物低減装置を同様に補助の対象とする予定だ。【国土交通省】