一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成25年度産廃総排出量 前年度より約6百万トン増加
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2015.12.24 【情報源】環境省/2015.12.22 発表
環境省は、平成27年12月22日、平成25年度の産業廃棄物の排出及び処理状況の調査結果を公表した。公表によると平成25年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約3億8,470万トンで、前年度に比べ、約6百万トン(約1.5%)増加となった。
業種別排出量では前年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(25.4%)、農業・林業(22.6%)、建設業(19.6%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(7.6%)、鉄鋼業(7.6%)の上位5業種で総排出量の8割以上を占める結果となった。
また、廃棄物の種類別排出量も前年度同様、汚泥(43.4%)、動物のふん尿(22.5%)、がれき類(15.5%)の上位3品目だけで総排出量の8割以上に達していた。
産業廃棄物の処理状況は、再生利用量が産業廃棄物全体の53.4%にあたる約2億542万トン、減量化量は約1億6,756万トンであった。
なお、最終処分量は前年度の約1,310万トンから減少して約1,172万トン であった。【環境省】