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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、太陽電池がタイで高い発電性能発揮、東南アジアの販売強化

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.11.26 【情報源】企業/2015.11.19 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池生産・販売を手掛けるソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池を使用した太陽光発電システムが、タイ中部・ラチャブリのいすゞ自動車販売店で高い発電性能を発揮している。高温多湿の気候に対応することが証明された。ソーラーフロンティアはこの実績を基に東南アジアの販売を強化する。
 いすゞ自動車販売店の太陽光発電システムは屋上設置型で50kWの出力がある。タイの太陽光発電EPC(設計・調達・建設)専門会社が7月に設置した。運転を始めてからこれまでの5カ月は同国の雨期にあたるが、順調に稼働して高い発電量を達成しているという。このシステムは年間75MWh(7万5000kWh)の発電電力量を見込んでいる。
 システムを設けた太陽光発電EPC専門会社の社長は、雨期の発電性能の高さを取り上げて「CIS薄膜太陽電池はタイの気候に合っている」と強調した。そのうえで「タイの顧客はCIS薄膜太陽電池を屋根上のスペースに設置することで、価格が高騰するエネルギーの使用量を抑え、長期的に高い経済効果を受けられる」と指摘している。
 ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は、結晶シリコン系太陽電池と比べ、実際の設置環境下での実発電量の高さが特長だ。タイの首都バンコクのような高温地域でも発電性能の低下が起こりにくく、高い発電量が得られる。ソーラーフロンティアはタイの発電実績をアピールして、東南アジアや南アジアで販売活動を推進する。【 ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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