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環境ニュース[国内]

三菱日立パワーシステムズ、韓国石油化学大手向けにガスタービンと発電機受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.11.17 【情報源】企業/2015.11.12 発表

 三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、韓国の石油化学大手、大韓油化工業向けにガスタービンと発電機を受注した。同社がエチレンを増産するために導入する発電設備で、エチレン工場の中に建設する。2017年6月の運転開始を予定している。
 発電設備は韓国南東部の工業都市、蔚山(ウルサン)広域市の工場に設置される。34MW(3万4000kW)の出力があり、工場の電力の一部を賄う。同時に、エチレンプラントに高温の排ガスを供給して熱を利用し、現在の年間47万tの生産量を同80万tに増やす。ガスタービンは工場からの派生ガスを燃料にする。
 ガスタービンは高効率で信頼度が高く、保守頻度が低い「H-25形」で、2006年にも同じ工場向けに受注した。納入したH-25形ガスタービンが2008年5月から運転を続けている状況と実績が評価されて再び受注した。H-25形ガスタービンは1987年に初号機を受注して以来、国内外で170基を超える受注実績がある。
 MHPSは、高効率の大容量発電システムからH-25形をはじめとする中小型ガスタービンを活用した産業向け省エネシステムまで、さまざまな火力発電製品を展開し、総合ソリューションを提供している。今後も大規模市場や産業向け省エネシステムで積極的に営業活動を行ってニーズに応じた設備を供給する。【三菱日立パワーシステムズ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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