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環境ニュース[国内]

定期検査実施中の福島第一原発で制御棒駆動水圧系配管にひび発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.08.26 【情報源】原子力安全・保安院/2002.08.22 発表

 平成14年8月17日、定期検査実施中の東京電力(株)の福島第一原子力発電所3号機(沸騰水型、定格出力78万4,000キロワット)で、原子炉再循環系配管の取替工事をする際に、制御棒駆動機構に通常操作のための駆動水、スクラム時の高圧水などを供給する、制御棒駆動水圧系の1配管の一時撤去・復旧を行っていたところ、配管取付後の浸透探傷検査により、配管継手外周面表面にひびが発見された。
 なおその後、この配管について格納容器貫通部近傍を含めて調査した結果でも、表面の一部にひびがあることが確認されたため、東京電力では、ひびが発生した原因の究明を行うとともに、今回取替対象外であった配管についても取替を行うことを決定した。
 原子力安全・保安院によれば、この件による外部への放射能の影響はなく、国際原子力事象評価尺度(INES)による暫定評価では、0−(安全に影響を与えない事象)にあたるという。【原子力安全・保安院】

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